オイル交換オートマオイル交換

オートマオイル(ATF)交換の基本情報

オートマオイルとは、AT車専用のミッション用オイル。「Automatic Transmission Fluid」の頭文字を取り、略式でATFと表記されます。主な役割は潤滑と冷却で、ギアチェンジを円滑に行う手助けをしています。

ATFはエンジンオイルよりも馴染みがなく、「一度も交換したことがない」という方もいるのではないでしょうか。劣化したATFはトランスミッションの故障にも繋がるため、交換時期や方法についてまずは確認をしていきましょう。

エンジン内部でのオイルの役割

  1. ①発進時のもたつき
  2. ②加速性能の低下
  3. ③変速ショックの増大
  4. ④燃費の悪化

ATFは、走行距離や経過年数によって少しずつ劣化をします。上記4つが交換せずに使い続けた場合の代表的トラブルとして挙げられますが、トランスミッション内の汚れの蓄積はさまざまな不具合の原因になりかねません。最悪の場合ミッションが故障し、修理に20万円以上かかることも。

交換にかかる費用

費用は車が大きくなるほど高くなる傾向ですが、5千円~3万円が相場とされています。

交換するべき時期

車のメーカーによって、推奨しているATFの交換時期は異なります。まずは愛車のメーカーが、公式でアナウンスしている交換時期を調べてみましょう。

ATFの交換は予防整備として、走行30,000~40,000kmごとに交換するドライバーが多いとされています。ただし、新車から100,000km以上交換をしたことがないような場合には、交換が逆に負担になることもあるので要注意。推奨時期を大幅にオーバーしているような時には、プロに判断を任せるのが確実です。

交換する方法

エンジンオイルの交換は自分でも行えますが、専用の工具や知識が必要になるため、専門の業者に依頼することをオススメしています。

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